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トランプ占いとは

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トランプ占いは、世界各国たくさんの方法があります。
一つ一つを説明するのはとても大変なのですが、トランプ占いをご紹介する前に、トランプについて少しお話ししたいと思います。
トランプもタロット同様、その起源は諸説あり、古代エジプトだともインドだとも、さては中国だとも言われていて、実際のところ起源は分かっていません。
現在広く普及しているトランプの形は、14世紀のヨーロッパで見られたトランプが原型となっているようです。
トランプは、4スート・各13枚のカードとジョーカー1~2枚の計53~54枚のカードで構成されています。

トランプ占い

トランプは今では、ポーカーやババ抜きのような娯楽でよく使われていますが、元々は、タロット同様、占星術のような占いのアイテムとして使われていたようです。
その為、それぞれのカードにはタロットのような意味合いがあるのです。
4スート、つまりスペード・クラブ・ハート・ダイヤの4種のマークのことを言い、各スートは13ランクの番号で記されているわけです。
このトランプの4スートは、中世ヨーロッパの4階級を意味し、スペードは貴族、ハートは僧侶、ダイアは商人、クラブは農民を表しているということです。
スペードは貴族の帯びる剣を、ハートは僧侶の教える魂や聖杯を、ダイアは商人の扱う貨幣を、クラブは農民の持つこん棒をかたどったとされています。

さらに、4スートは季節を表し、さらに占星術と関連付けをして以下のような意味があるとされています。
〈スペード〉・・春。風(双子座・天秤座・水瓶座)の性質を持ち、法律・困難・思考・行動力などの意味がある。
〈ハート〉・・秋。水(蟹座・蠍座・魚座)の性質を持ち、愛情・家族・感情などの意味がある。
〈ダイヤ〉・・冬。地(牡牛座・乙女座・山羊座)の性質を持ち、資産・経験・物質・労働などの意味がある。
〈クラブ〉・・夏。火(牡羊座・獅子座・射手座)の性質を持ち、仕事・行動・勇気・理想などの意味がある。
季節については、諸説あるようですが、このようにトランプカードにはそれぞれ意味があり、一つ一つを読み解くことがトランプ占いなのです。トランプ占いが神秘的なものに思えてきますよね。

トランプ占いで代表的な『モンテカルロ』

トランプ占いで代表的な方法は、『モンテカルロ』と言われる方法です。
意中の子との相性を見るトランプ恋占いです。
まずは始めにジョーカーを除いた52枚のトランプを用意します。
それをよくシャッフルして、左から右へ5枚並べます。
さらに、その下に同じように5枚並べ、全部で25枚並んだ正方形の形を作ります。
そして、縦・横・ななめになったカードで、同じ数字のカードがあったら取り除き、右から左、下から上へとカードをつめていき、新しいカードを下に並べます。
それをくり返して、手持ちのカードも並べたカードも無くなったら、「相性はばっちり」と、いうわけです。
カードが残ってしまったら、残ったカードを「あときすね」の順番で数えていきます。
それぞれ、「あきらめたほうがいい」「友達」「きらい」「好き」「熱烈に好き」の意味になります。

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